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Monthly Entertaiment




              


画、洋楽、洋書は英語に触れるには絶好の生きた教材。


スクリーンやメロディ、小説から異文化の世界が広がっていきます。

新旧とりまとめて、そんな英語も学べるエンターテイメントな情報を管理人の切り口でご紹
介する毎月のページです。

「歌詞がワカラン派」、「字幕にタヨラナイト!」「洋書は睡眠薬代わり」なんていうアナタにも
楽しんでいただけることまちがいなし!




 July: Music グラミー賞に見るディーバの変遷


しばしば洋楽などで女性シンガーのことを「ディーバ」と称して形容することがあります。

日本人の悪い癖で、外国からの言葉を違う意味で使うことがおおいのですが、もともとこの
「ディーバ」とは、オペラのプリマドンナをさす言葉で、派生して「20代の歌手」そして、今では
ジャンルを問わず、実力派女性シンガーをさす言葉として使われているようです。

現代版ディーバの条件としては、1)歌唱力、2)ヒット曲、そして3)容姿も含めた全体の
雰囲気を兼ね備えた女性歌手とでもいいましょうか? 

歌唱力とは「ちょっと耳にしただけで、誰だかがすぐ分る人、ヒット曲は言うまでもありま
せんが、特に歌詞が豊かな感性を感じるもの、そして、アーティストのもっている雰囲気が
「ディーバ」の名前にふさわしいと思いませんか?

そんな実力派歌手の変遷をアメリカのグラミー賞を受賞した女性歌手を中心に何人か紹介を
してみましょう。


1970年 Carpenters


めまぐるしい変化を遂げる現代では、ヒーリングミュージック・・・俗にいう「癒し系」なる音楽
が流行っているようですが、カーペンターズはローリングストーンズをはじめとするロック全盛
の70年代に、うつくしいメロディとカレンの歌声で一斉を風靡し、数々の名曲は今でも燦然と
輝いているグループです。

1985年 Sade

大人の女性の歌をミステリアスに歌うナイジェリア出身のSadeは英国でデビューするやいな
やあっという間に米国でもヒット、アルバムは少ないのですが、その完成度、洗練度はすばら
しく、やはりディーバというにふさわしいアーティストです。 Sadeの公式サイトはこちら→

    


1990年 Mariah Carey

「7オクターブの音域をもつディーバ」と言われ、CBSの社長と出会いからMariah Careyの
デビューはシンデレラストーリーとして鮮烈に記憶が残っています。Whitney Houseton後
のディーバーとして歌姫の称号を受け継いだといっていいでしょう。

最近は当時の歌声は失われてしまったとか・・・ディーバの命はいかに短いことか!


1999年 Christina Aguilera

90年代後半から、いわゆる歌唱力だけでなく、ビジュアル的にもセクシーな面を強調する
アーティストが台頭しはじめますが、Christina Aguilera はその急先鋒といっていいでしょう。
デビューこそ清楚なイメージだったのですが、2000年代にはいると、R&B、パワフルなロック
調のナンバーもこなす現代のディーバの代表選手。


   

2001年 Alicia Keys

イタリア人の母親、ジャマイカ人の父親をもつAlicia Keys、この頃になると、ディーバの
国際性といいますか、アーティストとしての才能はその生まれついてのDNAで決定される
んじゃないかと思えるほど、多様な生い立ちの歌手がデビューしますが、Aliciaもその一人。
R&B界のディーバといってもいいでしょう。

2002年 Norah Jones


父親はあのビートルズとも親交の深かった、ラヴィ・シャンカール。彼女はジャズを基本に
ソウル、カントリー、ポップにのジャンルにも共通するサウンドとしっとりとした歌詞は落ち着いた
大人の世界を感じます。




   


いかがでしたでしょうか?グラミー賞にみるディーバの変遷。
もちろん他にもアーティストはまだまだ沢山いますが、駆け足でその変化を考察してみました。
こうしてみると複雑な現代では音楽の世界もボーダレスになっているようです。

英語の勉強に音楽なども取り入れてみてはいかがでしょうか。(2006年7月)