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| 【目次】 はじめに 「英語運用力」とは何か? 1.誰のアドバイスをきくべきか 2.語学力向上の一般公式 3.三日坊主のひとへ! 知っておいてほしい「実力曲線」 4.絶対的な学習方法は存在しない おわりに 「自律型学習者」を目指して Shonan English Rescue 英語学習「無料アドバイス」のお知らせ はじめに 「英語運用能力」とは何か? 「英語がうまくなること」 について少々お話をしようかと思います。 仕事柄、公私ともども実にさまざまな方から英語力についていろいろな質問を受けます。 一番多いのが 「どうやったら英語がうまくなるんでしょうか?」 というもの・・・ 英語が話せる人というのは何も僕ら教育に携わる人ばかりではなく、さまざまな分野で 達人の方はいくらでもおられます。皆さんそれぞれの自説をお持ちにjなっておられ ます。 「英語は単語力だ!」 「リーディングさえできれば何とかなります。」 「やっぱり日本人講師が一番!」 「文法ができなくては!」 「まずは日本人の性格をすてなきゃ!」などなど・・・ 英語教育に携わる我々にとっても大いに参考になるご意見をいただけます。 が・・・ これって、どうなんでしょう? 1.誰のアドバイスを聞くべきか? しばしば英語学習者の皆さんから、 「選択肢が多すぎて、どれを選べばよいか分からない。」 というお悩みをいただきます。 これはどういうことかといいますと、あなたが英語が苦手だったとして、帰国子女の友人Aと 日本で勉強をした友人Bがいたとします。 Aさんはあなたに、 「とにかく、外国人の友人見つけて話してみたら?」 などと言い、 一方、Bさんは、 「基礎の文法をやらなきゃだめだよ。」 などと逆のアドバイスをします。 つまりアドバイスをしてくれる友人はそれぞれ、異なる方法で英語ができるようになっている ので、あなたの英語の実情をしっかりと考えてのアドバイスではなかったりするケースが ほとんどです。困ったことに、どちらのアドバイスも正しいんですね。 けど、はたしてどちらのアドバイスが今のあなたにとって適切なのかがわからずじまいで 何の解決にもなっていないわけです。 一方、我々英語の指導者は 「英語を外国語としていかに 『最短距離で』 マスターしてもらうか。」 ということを目標に日々指導しています。 みなさんの英語学習歴、現在の英語力、学習環境などを勘案しながら、一番適切なアドバ イスをしたり、クラス担当をしています。 そこで、ここでは「情報過多気味」の英語教育を整理する意味で、 「英語力はどのようなメカニズムで向上していくのか?」、 「世の中にはどのような学習方法があるのか」 「継続学習がなぜ必要なのか」 などを中心にご紹介します。 ご自分での勝手な解釈や思い込み、友人の根拠のないアドイスなどに影響されることなく、 正しい道筋で最短距離で学習をしていく為の参考にしてください。 トップへ戻る→2.語学力向上の一般公式 まず、「どうしたら英語がうまくなるのでしょうか?」 という根本的な質問について考えて見ましょう。 英語に限らず「外国語」として語学力をつけるためには一般公式があります。それは、 能力+動機付け+学習方法・環境+学習時間=語学力 というものです。 この公式に異論を唱える英語教育の指導者の方はいないはずですので、 まずはこの項目に沿ってお話を続けます。 能力・・・英語を「外国語として」学ぶ能力とはなにか? 簡単に定義づけてしまえば、「母語が 習得できる程度の言語能力」を兼ね備えていれば英語を英語力をつけることは可能 です。体に決定的な障害がなければ、誰でも英語は話すことができるわけです。 しばしば学習者の方から一番聞かれるのは「年齢」、「適性」の面です。 「年をとっているので、もうむりです」とか、「英語学習に向いていない」といったこと。 しかしながら、英検1級の最年長合格者は74才です。また高齢の方でも通訳などの 仕事を現役でされているかたもおられます。ですから、年齢と英語力については実は 決定的なことはわかってはいません。 年齢に関しては、「臨界期仮説」と呼ばれているものがあります。 これは、脳の研究とも関わっているのですが、通常、語学を学んでいく場合、母国語 のように学んでいけるのは10歳前後【プラスマイナス2歳】といわれていて、この年齢 を超えると、脳の違う部分で語学を学習するのではないか? といわれています。 したがって、学ぶスピードや発音などに大人と子供の学習者では違いが生じる ということはいえそうですね。 また、「英語に向いていない適性、性格」とは何をさしているのでしょうか? 多く場合 これは「適性」ではなく、その人の「信条」、「思い込み」であるケースがほとんどで、 能力がないと判断はできません。 動機付け・・・英語力向上にとって非常に重要な要素ですが、この動機には2種類あります。 ひとつは「内発的動機」、もうひとつは「外発的動機」です。前者は、自ら楽しさや意義 を見出して学習できる動機、後者はどちらかといえば外からのはたらきかけから学習 を行うものです。 たとえば、「映画が大好き!字幕なしで映画がみたい!」なんていうのは内発的であ り、一方「会社から強制的にTOEICを受験させられる」などは外発的な動機となりま す。 どちらがいいかということは一概に言えませんが、一般的に言われていることは、 「内発的動機」の方が長続きし、外発的動機は短期的効果があるといわれています。 これもどちらが絶対的というわけではなく、学習者の性格や学習条件によっても 異なるところです。 トップに戻る →学習方法・・・英語教育のみならず、言語を獲得する脳の研究などともあいまって、いま までに実に様々な方法が開発されました。英語学校の○○メソッドなどと呼ばれて いるものですね。 ここではその、メソッドの代表的なものと歴史的変遷をざっとご紹介しておきます。 Grammar Translation Method・・・現在の中学、高校で実施されている教授方法。 文法項目を学習、日本語を介在させて、和訳をさせていきながら学習をしてゆく方法。 主に英文読解、文法力、構文力、語彙力といったインプットに効果があり、ほとんどの 日本人学習者の基礎力はこの方法で確立されています。短所としてはリスニングや、 スピーキングの練習がないので、「使える英語」とならないといわれています。 Audio-Lingual Method・・・「英語は正しい英語を聞き、話し、『ものまね』を することで獲得できる。」という考え方の基に提唱され、70年代あたりまで主流の教え 方です。 具体的には繰り返し、パターン練習が主体で、先生が"Repeat after me! " などといって生徒さんはオウムのように繰り返し口頭練習をするというものです。 日本で言う、「読書百遍意自から通ず」の方法ですね。現在では初期段階の 学習には効果があるとして、みなさんの本屋などでは「リッスン&リピート」とか、 「リピーティング」などといわれています。 Communicative Approach・・・オーディオ・リンガル・アプローチへの批判を通して、 1970年代初頭に誕生、発展してきた教授法です。 コミュニケーション能力を養成することを目的とした教授法の総称で、「オウムのような 口真似だけでは意味を分っているとはいえない。もっと意味に重点をおくべきではな いか?」との疑問から始まって、言語を場面や文脈と結び付けながら実際的な伝達 能力を養成することに重点をおいています。 実際の教室活動でもできるだけ現実の場面に近付け、どんな場面で、どんな言い方 をして、どのように目的を達成するかを考えるように指導します。具体的にはロール・ プレイ、シミュレーションといった現実のコミュニケーションに近い形態の練習を行って います。 Natural Method ( Direct Method )・・・学習者の母語や媒介語を使わない直接法に よるさまざまな教授法の総称。 幼児が母語を身につけるのと同様に、外国語の学習も自然な過程に従おうという 考え方で、音声面の指導や耳と口による会話を重視しています。代表的なものと してアメリカで開発されたベルリッツ・メソッドがあります。 皆さんにとってはあの駅○留学の英語学校のキャッチフレーズでおなじみですね。 ただ、この教授法は日本語使用を禁止するので、しばしば学習者に不安要素を与え、 学習効率が悪くなる欠点があります。 上記の2つのレッスンの短所は、@初級レベルの場合話がなかなか弾まないことと、 自由英会話の形式をとるので、学習者が「自分の話す英語が正しいかわからない。 という点があります。 (いわゆるフリーカンバセーションと英語力向上の関係はまだよくわかっていないの が実情ではあります。) ちなみに多くの英語学校での教授法はこのメソッドを使用しているといっていいでしょ う。といいますのは来日してこうした英語学校で勤務する外国人はおおむねこの方法 での教授法が共通理解となっていること。 そして学校運営上もあえて自分の学校独特の教授法を伝えるには時間も経費もかか ってしまいますし、現場のネイティブの先生から指示されにくくなります。 また、日本においては業種にかかわらず外国人の労働移動率は非常に高く、5年もい れば長いほうなので、こうした運営上の事情もあるようです。 Task-Based Language Learning・・・現在一番最新といわれる教授方法。 Task・・・つまり教室外のさまざまな場面でおこる「課題」を英語を使って解決すること に焦点をあてて、 「英語の練習をする」というのではなく、 「英語を使って問題解決をする」ことで学習者にフィードバックをしていきます。 具体的には、「あなたはお店にいます。先ほど買ったシャツを交換するように英語で 交渉をしてください」などという課題をだして、 その課題を学習者どのように完成されたか、どのような面を強化すべきかを講師が 指導をしていきます。 文法といった言葉の正確さよりは、その課題解決ふさわしい言葉の使い方を学び ます。企業などで学習時間が少なく、ゆったり勉強する暇もない学習者に実施され ている教授方法で、中級者以上には適した学習法です。 Immersion Program・・・エマージョンとは「英語漬け」つまり、朝起きてから寝るまで、 すべてを英語によって教える方法。 海外の語学学校などはこのプログラムを採用しています。国内でも公教育などで すべての学科を英語で教える小中学校などもあります。 格段に英語力がアップします。成人の場合は合宿型の研修として実施されています。 ただ、成人で、しかも個人でとなると費用や時間などがかかり難しいかもしれません。 また本格的に運営しようとすると施設面や費用も莫大にかかり、法律上の問題もクリ アしないといけません。 ですので、現在では一部のインターナショナルスクールや、学校法人で実施されてい るのが現状です。 トップへ戻る →3.三日坊主の人へ! 知っておいてほしい「実力曲線」 学習時間・・・一般的に「英語学習には長期の時間を必要とされている」ということが知られて います。 おそらく、先生から「もう少し勉強しなければ」と言われたり、また、「最近は時間が なくて」などと言い訳した経験はだれでもあるものです。しかしながら、 「ではいったい「どのくらい勉強しなくてはいけないのか」に関してはあまり話題に 上ることはありません。 英語力の向上というのは普通、初級の段階では伸びが見られます。 時間をかければかけただけ英語力がアップしていく時期ですね。 ところが、しばらくするとこの段階からなかなか「実力が伸びた」と感じられない 時期がずっと続きます。いわゆる潜伏期と呼ばれているものです。 この長い時期から突然、「え!ウソ!」と突然、英語が読んだり、聞けたりする 時が現れます。 そして、再び中級や上級になると英語学習に費やした時間に対して、ゆるやかに 英語力がアップしてきます。 ですので、この段階の人に「どうやって英語がうまくなったんですか?」などと 聞いても、本人は「うまくなった」という自覚がほとんどないので、 「さあ、毎日英語に触れてるからかな?」 ぐらいの返事しか返ってこないでしょう。 こうして見ると、英語力の向上というのは体の発育と似ているのかもしれません ね。最初は「育ち盛り」の時代があり、それからは少しづつ背が伸びてくるような もので、上級になっていけば、伸びの時間はかかるわけです。 で、非常に大事なことなのですが、最初の潜伏期でどれだけ辛抱強く勉強したか が重要になっていきます。 ところが、この段階は悩みが多い時期でもあり、途中でやめてしまうのも、 この時期の方に大変多い。大変もったいないなあと思います。 4.絶対的な学習方法は存在しない。 英語力発達のプロセスには順序と道筋というものがあります。また、学習しようと される方は皆千差万別で、個人によってみな異なっているわけです。 ですから「この学習方法は一番!」などという方法論はあなたにとって効果的かどうかは非常 に疑問があるといえましょう。 我々指導者は、学習者の皆さんから 「こんなに勉強しているのにうまくならないのは何故ですか?」 と聞かれれば、「こんなに=どのくらいの時間ですか?」、「どんな勉強を『こんなに』してきた のですか?」と学習時間と学習方法を考察します。 また、「やる気がしない」と言われれば、 「動機付けは何なのか?自発的にうまくなりたいのですか?仕方なく勉強してるのですか?」 とお伺いします。 トップに戻る →5.おわりに 「自律型英語学習者」を目指して よく英語学校にかよう学習者の方が突然「パタッ」と志半ばにして学習をやめてしまうことが あります。 曰く、「いままで指導してくださった先生が帰国してしまったから」とか、 「忙しくて時間がなくなったから」という理由です。 こうした例を聞くにつれ、「あと少しなのにもったいない」と思うのですが、ちょと考えてみると これらの理由はどうも疑問があります。 英語の達人と呼ばれる方もそんな時はしょっちゅうありますが、克服されて現在の英語力 を獲得してきたわけです。 ですから、もしあなたがあきらめてしまいそうになったらこんなことを考えてみてください。 「先生がいなくなったから」と言いますが、英語学習の目的は「先生の助けなしでも英語が 話せること」が目的だったのではないでしょうか? 「時間がない」といいますが、これもどうでしょうか?「まったく時間がない」なんてことは病気 にでもならなければありえないと思いませんか?。 学習機会も最近は実に充実しています。誰もいない無人島にいない限り勉強はできそうです。 ITのおかげで、現在の英語学習環境は以前よりは整備されたといっていいでしょう。 当HPはそんなかつての管理人がそうであった「英語難民」の方に対して、「自律的な英語 学習のすすめ」を提唱しています。 「自分自身で進めていける方法」 「気軽に英語に取り組めて、継続できる方法」 「いままでの学習歴、現在の状況からあっている学習方法」 を見つけ出すことで、自律的な英語学習をしていただきたい。世の中のおおくの情報に 迷われるようであれば、英語学習の公式 能力+動機付け+学習方法・環境+学習時間=語学力 これに立ち返ってください。この中に今のあなたの英語学習の問題の解決があるはずです。 最短距離で希望される英語力を達成されるように当HPは皆さんを応援しています。 一緒にがんばって行きましょう! ![]() Shonan English Rescue 英語学習「無料アドバイス」のご案内 Shonan English Rescueでは、皆様の英語学習の無料のカウンセリングを実施 しています。 @英語をはじめたいが、何からはじめていいかわからない。 Aもっと効率的な勉強方法を知りたい。 B英語学校のことを知りたい。 C英検、TOEIC, TOEFLの準備をしたい。 D留学の準備をしたいがどうしたらいいの。 E自分にあった教材を紹介してほしい。 英語にまつわるお悩みであればなんでも結構です。 当HPの管理人があなたの英語学習状況などをお伺いし、効率的な学習方法 をご紹介。目標達成までのアドバイスをいたしますのでお気軽におたよりください。 【お申し込み方法】 メールにてご相談内容をお書きください。 *なるべく具体的にお書きいただくと、適切なアドバイスができます。 *当方からのご返事はメール、ご希望の方には電話などでもいたします。 ご相談はこちらのメールからどうぞ→ nqsbs750@yahoo.co.jp (注:英語学習に関するメールに限ります。またいただいたご相談内容は プライバシーポリシーを遵守いたします。) 当HPでは英語学習のオンラインレッスンも実施しております。ご興味のある かたはこちらのコースもご覧ください。 (こちらをクリック→ |